フュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会
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写真①

~コミュニケーションに配慮を必要とする人への
 スイッチ・コム支援勉強会~

 今年度も地域ケアさぽーと研究所理事 下川和洋様、おおきなき代表 相澤純一様をお招きしてスイッチ・コムの研修会を開催いたしました。
 参加者は27名と少なかったですが、「コミュニケーションを見直す契機になった」「職場のみんなで聞きたかった」と大きな反響がありました。
 午前の下川和洋先生の「介護者の感度アップがコミュニケーションを豊かにする」講義演習では、コミュニケーションの在り方に視点におき、参加者同士体験を交えながら学習が進み、分かりやすいと好評でした。
 午後からのスイッチの製作講座では、沢山の種類のスイッチの紹介があり、思い思いのスイッチを製作しました。皆さん、はんだ付けに苦労しながら、出来上がったスイッチを現場で使うことを思い描き楽しく製作されていました。

 コミュニケーションの困難な方のための機器の紹介では、視線入力意思伝達装置「マイトビー」の実演やキネクト、スイッチで動くおもちゃの展示、コミュニケーションロボット、うなずきかぼちゃんなども熱心見学され、現場で活用する際の目安になったようでした。来年度も企画しますので、参加をお待ちしています。
 加えて講師のお二人は、それぞれ特別支援学校卒業後の方を対象に「訪問カレッジ」を開催されています。コミュニケーションに配慮が必要な人のために、色々な機器をもって家庭訪問されています。神奈川でも始めたいですね。          

成田裕子 記