フュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会
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摂食研修「摂食嚥下困難をもつ人への対応」
「摂食嚥下困難に対する理学療法的視点」を開催しました。

2017年11月12日(日)10:00~16:00 ウィリング横浜
「摂食嚥下困難をもつ人への対応」~今までの事例を振り返って~
講師:歯科医師 芳賀 定 先生(芳賀デンタルクリニック湘南院長)

参加者40名
演習を交えながらの講義は、受講生にもとてもわかりやすく皆さん真剣に受講していました。
また、現場での困りごとや質問も多く受講者の真剣さが伝わってきました。

「摂食嚥下困難に対する理学療法的視点」
講師:理学療法士 永井 志保 先生(横浜市総合リハビリテーションセンター)


実際に、二人一組になっての食事介助や、仰向けや、うつ伏せなど様々な姿勢による変化でどのように飲み込みが違うか等体験しながらの実習は、とても好評でした。


<参加者アンケート>

・発達の段階からつまずきがあり、摂食嚥下困難になるのは知っていましたが基本的に根拠から話をしてくださり「やっぱり!」とすごく腑に落ちました。芳賀先生の「初心にかえる」思いに共感しました。

・摂食嚥下ができるようになるまでの段階で、中間の部分、押しつぶしや舌の動きなどが困難なままだととてもつらいことを体験できてとても良かった。

・摂食と姿勢のかかわりについて体験を通して知ることができた。脚の角度や首の向き一つで食べやすさがここまで変化するのかと驚かされた。

・今まで姿勢について考えてはいたが、より深く考えるきっかけとなった。これが良い、正しいと決めるのではなく、個別に合わせた姿勢、車椅子乗車臥位、道具を使うなど食事姿勢の工夫をもっと考えたいと思う。食事に関して施設のOT、PTとより連携を意識したい。