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「車いすバスの旅inあったか南房総」2019年1月25日(金)~26日(土)

冬の寒さがピークの時期でしたが、天候にも恵まれ10組のご家族と南房総を楽しんできました。集合時には自然に参加者が「楽しく過ごそう」という想いで繋がり、スムーズに旅がスタートしました。

 初日のマザー牧場では、世界19種類の羊が登場する「シープショー」を見学。「シープショー」では隣の餌を食べる羊に大笑いし、羊の種類の違いが分かり感動しました。ショーの後は舞台に上がりそれぞれ好みのひつじと笑顔で写真撮影。その後は足元をアヒルの群れが歩き回る「アヒルの大行進」を体験しました。そこではアヒルのオスとメスの見分け方について学びました。オスのアヒルはお尻のところ羽の一部が丸まっています。今度アヒルを見つけたら、よーく観察してみてください。お昼は、「あったかうどん」です。釜揚げうどんが桶にたっぷり入り、お代わり自由です。私の隣のテーブルは3回もお代わりしていました。マザー牧場の昼食で心も体も温まり、次は道の駅とみうら枇杷倶楽部に地元のお土産を買いに出かけました。


枇杷のソフトクリームや金柑などの地元野菜もお安く手に入りました。
 今日のお宿は、ホテル&リゾート南房総です。食事の前にゆったり大浴場でのんびりお風呂を楽しみました。段差がなく、露天風呂を楽しんだ方もいたようです。お風呂ではボランティアとの距離も一気に縮まりほんわかムードです。その後は、お肉あり、お魚あり、うどん入り茶碗蒸しあり、デザートありと豪華な夕食に大満足し、『抽選会やカラオケ』を楽しみました。ボランティアは柚色のTシャツを着て会を盛り上げました。


2日目の朝食はバイキングです。9時半出発なので時間に余裕があり、ボランティアと会話を楽しみながらのんびりした朝です。朝食後の「いちご狩り」は、食べれるか心配しましたが余計でした。大きなハウスの中には何種類の大きな赤いイチゴが実り、私たちを迎えてくれました。車いすでも楽にイチゴが摘めるように水耕栽培の高床型の場所もあり、私たちが通ったあとは赤いイチゴは全て摘み取られていました。原種に近いピンクの花の色のイチゴもあり、食感が異なり甘さも違いました。後からバスガイドさんに食べた数を報告しましたが、40個以上の方もいました。(ちなみに私は20個です・・)私たちのために温室を温めてくれたボイラーが原因で、前日ボヤを起こしたそうで、消防車が現場検証中でしたが、農園主の方は私たちを温かく迎えてくださり、感謝感謝です。


イチゴを食べて1時間も立たないうちにフェリー乗り場の金谷で昼食。もう食べれないと言いながら、地元の海の食材の昼食をまた完食。お店の方が食事中に配ってくださったひじき入りのノリの佃煮が美味しく、ご飯がすすむことすすむこと。お櫃入りのご飯が空になっているところもありました。帰りは、金谷から東京湾フェリーに乗り、久里浜港へ船旅を楽しみました。富士山も望め、大小の船が行きかう東京湾は、アトラクションを楽しむ感覚でした。バスガイドさん曰く、旅は、3つの物(思い出、体重、お土産)重くし、一つの物(お財布)を軽くするそうです。今回のバスの旅は、その通りの旅だったように思います。 私の報告も食レポのような旅日記になりました。詳しくは2月10日付けの神奈川新聞紙上でも紹介されるようです。どうぞ、そちらもご覧ください。